私を支えるもの

①体を支える杖
 質問です。「生まれた時は4つ足で、やがて2つ足になり、最後には3本足になるものはなーに?」これは誰でもわかりますね。そう人間です。生まれた時は4つ足でハイハイ。やがて2本足でしっかりと立ち歩くようになり、そして年老いてくると杖を持って歩きます。こうして3本足になるのですね。年取ってからは杖がどうしても必要なようです。

②心を支える人々
 さて、体だけではなく心の支えも大切です。ある保険会社が高齢者の心の支えとなる人々を次のように発表しました。
第1位 配偶者orパートナー       64.0%
〃2〃 子供(養子含む)         53.2〃
〃3〃 孫                18.4〃
〃4〃 友人、知人            13.1〃
〃5〃 子の配偶者orパートナー     11.5〃
〃6〃 兄弟姉妹             11.4〃
〃7〃 その他の家族、親族         6.7〃
〃8〃 誰もいない             1.9〃
〃9〃 その他               1.2〃

 ③未来を支える信仰    
 聖書の世界では、あのモーセが80歳になって神に召された時、神様は1本の木をモーセに与え、「この杖を持って行きなさい」と言われました。この杖は信仰のことですね。私たち、神さまの守りの中、家族、友人に支えられながら、木の杖にもお世話になって、この大切な人生一歩一歩踏みしめて行きたいものです。
聖書のことば 「モーセは手に神の杖を持っていた。」 出エジプト記4章20節