牧師室からみなさまへ

     2020年5月24日(日)

 

・先日ある方から「今日、礼拝あるの?」誰もいない会堂の日曜日が続いていたので、何か励まされました。4月7日の、イースターの聖日より会堂での礼拝式が休止され、今日で7回目となりました。少し慣れてきたようにも感じましたが、これでよいはずはありません。何人かの方々から「10時からやってますよ」「動画配信見てますよ」などとうれしい便りいただいています。

 ――― 再開についての時期 ―――

・14日に緊急事態宣言についての解除が決定されました。特に静岡県はここ数週間、新たな感染者は確認されておりません。しかし解除による気のゆるみから感染が再び拡大する「第2波」を警戒しなければなりません。17日の執事会ではこれからの礼拝の在り方について次のように話し合いました。議事録にも書かれていますが、礼拝は6月一杯休止とします。再開についての時期は、次回の執事会で話し合います。7月以降の事は、全国の福音自由教会や、遠州地区の教会と連絡を取り合いながら、再開の時期を祈っていきます。ぜひ正しい判断に導かれるようにお祈りください。

 ――― 壁の補修吹付工事 ―――

・会堂外壁補修吹付工事が18日より始まりました。2日かけて足場が取り付けられました。3回の屋根がすっぽりと隠れてしまうほどです。そして、20日から、壁の水洗いです。高圧のホースで、吹き付けるのでかなりの騒音です。ひとつ失敗をしました。水洗いだからいいだろうと思っていたので、特に花壇は鉢やプランターなど、そのままにしておきました。それがいけなかったのです。壁に吹付けた水は、古い塗料を吹き飛ばし、その塗料を含んだ汚れた水は花などを直撃しました。おかげで花はボロボロ、葉っぱは塗料がかぶって見るも無残な有様です。塩分を含んだ水ならば洗えば流れていきますが、しっかりと葉に府着している塗料は、水洗いどころでは落ちません。どなたか良い方法があれば教えてください。ひょっとすると今年は全滅かも知れません。

 ――― 地を正しく支配すること ―――

・今日の海外ニュースで、世界のCO2の排出量が17%減少したというのです。コロナのことで工場閉鎖、交通量が減ったということも原因みたいです。空気がきれいになったということはうれしいことです。現代の世界は経済を中心として動いています。そこから地球上に大きな弊害が生じています。公害です。でも経済活動が制限されたことによって地球上を覆っていた排出ガスは激減してスモッグで覆われていた世界の空はきれいにすんでいます。人間の欲によって汚染されて、うめいていた世界は息を吹き返しているようです。

 聖書のことば。「神は人をご自身のかたちとして創造された。・・神は彼らを祝福された。神は彼らに仰せられた。産めよ。増えよ。地に満ちよ。・・すべての生き物を支配せよ。

                       創世記1章27、28節

2020年5月24日           吉井寛昌